【ファッション・ナビ】2010年春夏神戸コレクション(産経新聞)
■まばゆいカラーモード
今回で16回目を迎える「神戸コレクション」。2010年春夏の神戸(2月27日)、東京(3月13日)公演では過去最多の約1万6500人を動員。多彩なゲストやアンテナショップを設けるなど、回を重ねるごとにファッションイベントとして大きな広がりを見せている。(木村郁子)
「クリア」「ビッキー」「チェスティ」といった神戸発ブランドをはじめ、国内外約30のブランドが参加した今回の春夏は、09年秋冬の黒一辺倒から一変。ヌーディーなベージュからホワイト、グリーン、ピンク、イエロー、ブルーとまばゆいばかりのカラーモードへシフトしていた。
今年のトレンドは?と聞かれたら、まずは「ガーリー」と答えるしかないようだ。例えばオープニングを飾った「アルマーニエクスチェンジ」では真っ赤なフラワープリントのミニワンピースが登場。今が旬の小花柄ワンピースにウエストを太ベルトでマークしたスタイル。
背中のくりを大きくとった「魅せトップス」、オールインワンやマキシ丈のワンピースには夏らしくコットンやテロンとした柔らかな素材が使われている。シフォンやフリル、レースも多用され、露出は若干多めでも健康的な雰囲気。夏の定番であるマリン、ダンガリーシャツも復活。体を締めつけないリラックスモードは、ラグジュアリーなリゾート着がそのまま街着に転換したかのようだ。
ただリゾートと一線を引くのは足元を見るからだろうか。ウエスタンやデニムブーツはあくまでもハード系。鋲(びよう)がたくさん打たれたグラディエーターサンダルも人気継続中で、いたって辛口だ。また、洋服を際立たせるスパイス的小物は、相変わらずじゃらじゃら系。素肌に映えるターコイズやビーズ、ストーンなど自然素材が多く使われてエスニック風の演出。男子アイテムであるストロー素材のカンカン帽にテンガロンハットも必須アイテムだ。
今回特に目を引いたのは百貨店から出品された数々のアイテム。阪急をはじめ、昨年11月にオープンした大丸心斎橋店「うふふガールズ」、この3月にお目見えした高島屋大阪店「gokai」など、お値ごろ感を打ち出しつつ、若い女子向けにアピールしたモードを展開した。おしゃれに積極的な女子の購買欲を取り込もうとする百貨店側の姿勢も見て取れた。
【関連記事】
・ 「秋冬」の季節 東京コレクションが開幕
・ 東京コレ華やかにスタート 44ブランドが秋冬の新作披露
・ フェミニン薫る「ふくらみ」感 2010〜11年NYコレクション後編
・ 2010〜11年秋冬NYコレクション前編 レイヤード頂点極める
・ 動物、昆虫が秋冬のモード? パリでファッションショー
・ 【関西あれこれアニバーサリー】龍安寺 建立560年 石庭の解けない謎が魅力(産経新聞)
・ 振り込め詐欺「キング」に懲役20年判決(読売新聞)
・ <子ども手当法案>参院厚労委で可決 26日成立見通し(毎日新聞)
・ 大阪府警が誤認逮捕=「わいせつ未遂」にアリバイ−無職男性、8日後釈放(時事通信)
・ 国宝・姫路城「見納めの春」スタート 大修理控え1時間早く開城(産経新聞)
今回で16回目を迎える「神戸コレクション」。2010年春夏の神戸(2月27日)、東京(3月13日)公演では過去最多の約1万6500人を動員。多彩なゲストやアンテナショップを設けるなど、回を重ねるごとにファッションイベントとして大きな広がりを見せている。(木村郁子)
「クリア」「ビッキー」「チェスティ」といった神戸発ブランドをはじめ、国内外約30のブランドが参加した今回の春夏は、09年秋冬の黒一辺倒から一変。ヌーディーなベージュからホワイト、グリーン、ピンク、イエロー、ブルーとまばゆいばかりのカラーモードへシフトしていた。
今年のトレンドは?と聞かれたら、まずは「ガーリー」と答えるしかないようだ。例えばオープニングを飾った「アルマーニエクスチェンジ」では真っ赤なフラワープリントのミニワンピースが登場。今が旬の小花柄ワンピースにウエストを太ベルトでマークしたスタイル。
背中のくりを大きくとった「魅せトップス」、オールインワンやマキシ丈のワンピースには夏らしくコットンやテロンとした柔らかな素材が使われている。シフォンやフリル、レースも多用され、露出は若干多めでも健康的な雰囲気。夏の定番であるマリン、ダンガリーシャツも復活。体を締めつけないリラックスモードは、ラグジュアリーなリゾート着がそのまま街着に転換したかのようだ。
ただリゾートと一線を引くのは足元を見るからだろうか。ウエスタンやデニムブーツはあくまでもハード系。鋲(びよう)がたくさん打たれたグラディエーターサンダルも人気継続中で、いたって辛口だ。また、洋服を際立たせるスパイス的小物は、相変わらずじゃらじゃら系。素肌に映えるターコイズやビーズ、ストーンなど自然素材が多く使われてエスニック風の演出。男子アイテムであるストロー素材のカンカン帽にテンガロンハットも必須アイテムだ。
今回特に目を引いたのは百貨店から出品された数々のアイテム。阪急をはじめ、昨年11月にオープンした大丸心斎橋店「うふふガールズ」、この3月にお目見えした高島屋大阪店「gokai」など、お値ごろ感を打ち出しつつ、若い女子向けにアピールしたモードを展開した。おしゃれに積極的な女子の購買欲を取り込もうとする百貨店側の姿勢も見て取れた。
【関連記事】
・ 「秋冬」の季節 東京コレクションが開幕
・ 東京コレ華やかにスタート 44ブランドが秋冬の新作披露
・ フェミニン薫る「ふくらみ」感 2010〜11年NYコレクション後編
・ 2010〜11年秋冬NYコレクション前編 レイヤード頂点極める
・ 動物、昆虫が秋冬のモード? パリでファッションショー
・ 【関西あれこれアニバーサリー】龍安寺 建立560年 石庭の解けない謎が魅力(産経新聞)
・ 振り込め詐欺「キング」に懲役20年判決(読売新聞)
・ <子ども手当法案>参院厚労委で可決 26日成立見通し(毎日新聞)
・ 大阪府警が誤認逮捕=「わいせつ未遂」にアリバイ−無職男性、8日後釈放(時事通信)
・ 国宝・姫路城「見納めの春」スタート 大修理控え1時間早く開城(産経新聞)
2010-03-26 23:19
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0